園芸備忘録・ミニバラ：冬薔薇

京都レポよりまた外れてしまいますが、冬のうちに書きたい冬薔薇の話。

基本バラは冬は休眠します。葉を落とし成長を止め、その間に植え替えを行ったり
するわけです。しかしながら、気合の入ってる株は、晩秋につけたつぼみを
ゆっくりゆっくり、晴れた日に標準をあわせて開花してくれます。
花の少ないこの時期の開花は格別であり、また普通の開花期に比べとにかく温度が
低いので、色が大幅に変わってきます。

推定トロピカルサンセット。内側の黄色が透けるような透けないような微妙な色合い。
開花写真がないのがなんですが、この後、焦げたような赤黒い花が咲きました。
そうなんだよー！！この赤黒にやられて買ったんだよこれ！！と思い出します。

サンリバー。本当はオレンジなんですがサーモンピンクに咲きました。
（バックが汚くてすいません…）
サンリバーは２個開花しました。正直なんとなく買った品種だったんですが
冬のこの頑張りを見ていると「買ってよかった」と思います。

ソレル・コルダナ。誰？！というレベルで色が薄い。本当は山吹色です。
写真を撮った後、ソレル・サンリバー・カルメン・スイチャリは切って室内に
飾ったのですが、他のが枯れてもソレルだけ未だ余裕で咲いてます。

正直、いつ買ったのかも覚えてない「カルメン・パレード」。
お店で売ってるパレードシリーズよりずっと大きく開花しました。冬なのに…。
複数本入っていたうちの生き残りなので、一番丈夫な奴なのでしょう…。
切る前１ヶ月くらい咲いてて、あんまりずっと咲いてると株が心配なので切りました。

他に、レナータやパール・コルダナなんかも一生懸命つぼみをつけていたのですが
花弁数の多い品種は外側の花弁が縮んでしまって開くことなく痛んでしまいました。
上４品種はどれもそこまで花弁が多くないタイプですが、暖かい時期は咲ききるのが
早いですが、冬用にこういう品種があるものいいかもなあと思います。