パンパンちゃんと箱根に１泊２日②

割りとまったりした１日目の夜、外からやけに音が聞こえて
「思った以上に車が通る道だなあ…」なんて思いつつ眠っていました。
そして翌朝。それは車の音ではなく、風の吹き荒れる音だと気がつきました。

おもてなしお菓子の水まんじゅうと、暴風雨に呆然とするパンパンちゃんズ。
ちなみに新作ではなく、ピエールエルメコレクションの時のパンパンちゃんです。
http://pink-peachgarden.blog.so-net.ne.jp/2009-01-25

今回の旅行では、ロープウェイやケーブルカー、バス乗り放題の「箱根スマイル
クーポン」を買ったのですが、携帯電話よりこのスマイルクーポンで乗れる乗り物の
運行情報が見れます。調べてみると、暴風雨の為遊覧船はお休み。
しかし大涌谷に行きたかったのでとりあえずロープウェイで向かうことにしました。

その前に再度温泉へ。屋根のない露天だったので、雨粒に打たれつつ、寒いんだか
熱いんだか分からず入浴。露天は雰囲気があってすごく良かったです…雨め…。
頭が冷たいので短時間で内風呂に戻りました。

さてさて、そんなこんなで早雲山駅からロープウェイに乗ります。
　　
（左）ロープウェイ乗り場。ゴンドラはかなり大きめ。
（中）ゴンドラから早雲山駅を。遠くの山がけぶってますね。
（右）どんどん離れる早雲山駅。

そして…

何も見えません！！上下左右全く見えません！！

ロープウェイで進むうちに、前後左右が完全に霧で覆われ、景色がどうとか言う状態では
ない有様。「ただいま一番深い谷の上を通過して…」とアナウンスが流れても、何がなんだか。
そして強風による揺れと、ごーーーーーっという風の音…なにここあの世…？

三途の渡し舟のように、来ては霧の中に消える反対方面のゴンドラ。

同じゴンドラに乗っていた方が「大丈夫！昨日私達黒玉子食べたから！寿命７年
伸びてるからこのゴンドラが落ちることはないわ！」と言ってくれたのが印象的でした。
（大涌谷の黒玉子は食べると７年寿命が延びると言われてます）

上の写真で分かるように、このゴンドラは２本のワイヤーにまたがってぶら下がっています。
そうでなければ強風でとても運行できないでしょう。お見事です箱根。

白に包まれたままの空の旅も一度中断。大涌谷に着きました。

パンパンちゃんと箱根に１泊２日③へ

パンパンちゃんと箱根へ１泊２日①

角館から帰ってしばらくした頃、職場で箱根に行った人の話を聞いていたら無性に箱根に
行きたくなってしまいました。だめもとで旅友に「箱根行きたいんだけど」とメールしたら
とんとん拍子に決まってしまいました。
箱根に行くのは乳幼児の時以来。懐かしいんだか懐かしくないんだかの旅行が幕を開けました。
６月２６日、梅雨時。「あ、あじさい見れるんじゃん？」なんて呑気に構えていました。

藤沢で乗り換えて、箱根湯本に行く電車から。道が混んでる…？
「今国内旅行流行ってるしねー」とやっぱり呑気に考えていたのですが、湯本で降りると
ホームに人！人！人！一度ホームから行列用に設けられた駐車場のスペースを経て
（１時間くらいは待ちました）、どうにか登山鉄道に乗れました。

登山鉄道は、脇にアジサイが咲いてます。咲いてるけれど、なんということでしょう
最初だけが咲き誇り、後はちょろちょろ…。どうも時期が早かった様です。
　駅舎を出てすぐはなかなか。開花が遅れたようでした。
登山鉄道は登りの場合、最初の進行方向に向かって左をお勧めします。
私が乗ったのは右ですが、アジサイは見れても景色は見れませんでした。

混み混みの登山鉄道も、合間合間で人が降りて、スイッチバックを経て強羅駅では
少々空きました。ここでケーブルカーに乗り換えですが、ちょっとお土産を見たりしました。
　
（左）強羅駅舎。この時はまだ曇り。
（右）強羅駅前のお土産屋さんのアジサイ。濃いピンクできれいでした。

　
ケーブルカーの線路と車体。分かりにくいけどかなりの傾斜です。

　
ケーブルカーの終点早雲山で下車。私達はここにある旅館「早雲閣」に泊まりましたが
かなりの人がツアーでこの先のロープウェイに乗り換えてました。
右は早雲山の駐車場からの景色。下に見えるのは湯本の町でしょうか。
けっこう登ってきてたようです。正面に大文字焼きの跡も見えました。

お土産を見る以外は特に観光もせず、振り出した雨が強くなってきていたので、
とりあえず今日はさくさく旅館へ。
宿泊した「早雲閣」さんは、春にリニューアルしたばかりのきれいな内装でした。
　　
（左）旅館の看板に雨宿りしていた猫。日本画っぽい。
（中）室内。まだ畳の香りがする真新しい部屋です。広さは普通。
（右）部屋の障子を開けてパンパンちゃん。すぐ塀なのがちょっと残念ですが、普通か。
正面に大文字焼きが見えました。ちなみに２階は部屋風呂のある部屋のようでした。

友人の体調がいまいちだったので、このまままったりモードで明日の予定を立てて
そのまま夕飯へ。

美味しかったのですが、出てくるペースが途中から下がって、かなり手持ち無沙汰に。
角館の時も長かったですが、夕飯に２時間以上掛かってしまいました。
私達は旅行中は何故か呑みませんが、お酒飲む人にはいい感じかもしれませんも。
しかしご飯が長いのは流行なんでしょうか…。ちなみに体調不良の友人はご飯途中でダウン
して部屋に戻りました。食事が終わらず部屋に戻れないのでちょっとやきもき。

その後、温泉へ。遅めの時間の所為か、露天風呂を自分達だけで堪能してしまいました。
霧の掛かった暗い中、ロープウェイの音と、乗り場でかけている音楽が聞こえてきて
もんやりぼーっとした不思議な空間でした。
温度の違う湯船が２つ用意されているのが、のぼせやすい自分には嬉しかったです。
室内風呂はちょっと古臭かったですが、趣がある感じでした。
ついでに、お風呂場の手前の休憩所のマッサージ椅子がすっごい良かった！！

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