園芸備忘録・ミニバラ

ピンク・紫系はまとめていきます。まずはピンクから。

　
（左）ピンクマシュマロ・オプティマ　（右）ミラーナ・パティオヒット
今回廃盤となってしまうミラーナ。なので「パウダーピンク廃盤コンビ」で。
ピンクマシュマロはちょっと日焼けしてます。もう変な枝しかなくて毎年
ひやひやしてるのですが、なんと今年はシュートが！！まだまだやる気です！！
うどん粉はそこまでひどくなりませんでしたが、黒星であいかわらずこっぱげです。
ミラーナはまたも変な形に…これけっこう咲かせるの難しいんじゃないでしょうか
（だから廃盤か？！）。でもその形を凌駕する上品で魅力的な色合いです。

　
（左）多分ニコール・コルダナ　（右）名無しチェリーピンク
たーぶーん、ニコールだと思うピンクと、レッドモンテだと思って買ったのに
二度と赤く咲かなかった名無し。両方ともすこぶる黒点に弱い。いつもはげはげ。
うどんこにはちょっと弱いかな…という感じ。
どっちもそこそこ可愛いのですが、うちでは全然目立ちません。
しかしニコールってもっと赤かった気もするんですが、弱ってるからこんな色
なんですかね？

　
（左）スイート・チャリオット　（右）ハイタックスの名無し。
こちらも丈夫なスイチャリ。ほとんどの強香種が鳴りを潜める我が家でも、これだけは
別格でぷんぷん香りまくりです。花も樹形も葉色も好みですが、いかんせん散りっぷりが
すごいのと、病気にならないのにやたらに葉が黄変して散るのだけは困り者です。
毎年ブイブイシュートを出す頼もしい品種。人気があるのが分かります。
ハイタックスの名無しは、メイドマリオンだとずっと思ってたのですが、メイドマリオンは
別名「赤レンゲ（品種名）」なのに見た目が「レンゲ（品種名）」に全然似てないし
実際赤くないし紫だし、もしかしてミスターブルーバード？と認識を改めた今年
何故か赤く咲きました…何がしたいんだ…。でも実際はもうちょい紫寄りだから！！
なのでここのページに入れました。黒星にはやっぱり弱いですが沢山咲いて
可愛い花です。

　
（左）グラウンブルー　（右）ベンムーン
うちにはグラウンブルーが３鉢ありまして、これは去年とは違う株の写真です。
相変わらず体調の悪そうなグレーですが、株はすこぶる丈夫です。葉もマットで
弱そうなんですけどね、反対の意味で見掛け倒しというか…。
ちなみに去年写真で開花を追った株は、６月初旬の今頃になって咲いてます。
今年は咲かないと思ってたんですが気まぐれなんでしょうね。
ベンムーンもピンクマシュマロと同じようになんか不安定な状態でしたが
同じように今年はシュートが出ました。花もぽつぽつ。香りもそこそこ。
あんまり丈夫じゃないけど、長生きして欲しいです。写真で後ろに写ってるのは
ミラーナで、比べるとやはり紫っぽいですねベンムーン。

こちら、アテネ・コルダナ。ピンクのはずなんですが、なんか黄緑に。
もともとマグノリアが欲しくて買いに行って、そのついでのはずだったんですが
家でこんな風に咲かれてうっかり惚れてしまいました。
枝もひょろくて弱いのかなあと思ってたんですが、けっこう根性がありそうです。
一緒に買ったマグノリアの方が咲いてくれないんですが、なんかいいや！！と思います。

こうやって並べてみたら思ったよりピンクが無くてびっくり。あとレナータがありますが
相変わらず開花が遅くてまだつぼみです。あとサラマンダーアサミがありますが、あれも
弱そうなのでどうなるかなー…。

園芸備忘録・ミニバラ

続いて黄色・オレンジ系。この系統あんまり好きじゃないんだよなと思ってたら
そこそこ持ってました（しかもソレルとアポロいないのに）。

　
（左）サンタルチア・フォーエバー　（右）名無しのフォーエバー
とりあえずフォーエバーつながりで。サンタルチアは去年と全然別の顔で咲きました…。
去年も「誰？」って書いたけど、毎年化けますねこの品種。そしてあまり丈夫な性質では
ないのですが、一輪咲くだけで場を持って行く華やかさがあります。花屋で売ってる時より
太陽の下で育った方が発色が抜群によくなります。病気には満遍なくかかります（笑）。
名無しは「ハクサンのフォーエバーローズ」だったので多分マルタ。あんまり面白みの無い
色で咲いてしまいました。冬に鉢を分けて株が弱った成果、今年はうどん粉大祭でしたが
どーもこいつ丈夫な気がします。巨大化もしそうです。

　
（左）サンドリーナ・コルダナ　（右）サンリバー
サンドリーナはやっぱりかわいい。ただ、丈夫って読んだので買ったのですが、
特筆するほどの丈夫さはありません。平咲きで、胸飾りのリボンみたいなところが
かわいらしいです。色もグラデーションかかって綺麗。今は２本を４号長鉢に
入れてますが、ばらしたら化けるかなあ…と思ってます。
サンリバーはこってりした色合いが目を引きます。花首が長くて美人さんです。
ただサンリバーってもっとオレンジ寄りの色で、花形もこんなじゃなかったはず…。
正直ソレルに似た感じで咲いてしまって「何やってんだ君は？」と思いました。
これも大きくなりそうなんですよね…ばらしてあげればいいんだろうけど。

　
（左）サンライズフェスティバル　（右）名無し黄色
サンライズフェスティバル…その名前と裏腹に正直「地味」。本当に地味。
この写真を見ても自分でなんで撮ったのか分からないくらい地味。
色味は消して地味ではないんですが、鮮やかさにかけるのでしょうか。
「落ち着いた色合い」と言えばそれはそれでいいのかもしれませんが。
小輪でポコポコ咲いて可愛いんですけどね…。
名無しの黄色は小さな株で小さな葉で、それでも毎年あまり悪化する病気にも
かからず咲いてくれます。なにもんだか不明です。背丈も１０センチ程度と
ミニバラらしいさいずで、足元にコケが生えて、ちょっと盆栽のような風情になってます。
プラ鉢じゃなくて化粧鉢に入れたらいい感じかもしれません。

一番最初に書いたとおり、ソレルは写真がなく（写真撮る前に痛んでしまいました）
アポロは行方不明…枯らしてないはずなんですが。去年サンタバーバラかも？と
思って買ったフォーエバーは去年と同じようにこの雨時期になってから咲いてますが
写真がありません。４本くらい入ってましたが、結局丈夫に育ってるのは１本です。
ミニバラってのも「ポットローズ」と呼ばれるようなものですから、咲いた後すぐ枯れずに
何年も持つものが１本でも入ってれば儲けモノなのかもしれないなーと最近思います。

あ、写真ないですがアンデスも元気に咲いてます。どうも今年は開花が遅れて連休に
開花しなかった所為か、写真の無いのが結構います。

園芸備忘録：ミニバラ

いよいよ入梅と相成りまして、春のミニバラシーズンも終わり。
余りいい写真が取れなかった品種たちを、生存確認の意味も込めて一挙書き出します。

まずは赤系から。

　
（左）ロマンスラン　（右）エンドレスヒロイン
ロマンスランは相変わらず丈夫で、うどん粉には少しだけ掛かりましたが、
現在雨ざらしの環境で黒点病無しです。相変わらず丈夫です。
今年は花も沢山つけました（というか全体的に今年は花が多かった気もします）。
エンドレスヒロインは相変わらず小さい株ですが、枯れることも無く、今年も
きりっとした形の整った花を咲かせてくれました。写真だとピンクっぽいですが
もっと赤よりです。
両方とも花径５センチくらいです。

　
（左）ボルドー・コルダナ　（右）カルメン・パレード
あら、並べたらそっくりですね（笑）。どっちも小輪黒赤系ですが、春はやや薄めかな。
カルメンの方が花が大きめで、ボルドーの方が多花性だと思います。
ボルドーはうどん粉にかかりますが、カルメンは余りかかりません。
黒点にはどっちも弱いです。そしてどっちも縦方向に伸びて場所を取りません。
ボルドーが花径３センチ、カルメンが４～５センチくらいかなと。

　
（左）ヘルメス　（右）名無し赤
ヘルメスは今年の春先に花なし株を購入。残念ながら香りは分かりません。
香り目的で買ったのですが、開ききった時に黄色の花粉と赤黒のコントラストが
可愛くて、香りとかどーでもいいやという気分になりました。今はすごく小さくて
花系２．５センチくらい。このくらいのままでもいいかも。
名無しの赤は去年スーパーの処分品を確か買った分だと思いますが
当時処分品をパカスカ買ってたので何がなんだか…。しかし咲いてみたら
ものすごく鮮やかな色と、うちの他の赤系に無い軽やかな形で気に入りました。
これも２．５センチくらい。

えーと、うちの赤系は気が付いたら全部小輪です。赤好きなので大輪でも
良いんですが、生き残ってるのが全部小輪なので仕方ないですね。
濃い色の花は強いと思われるかもしれませんが、うちではロマンスランがバカ強な
以外はうどん粉はとにかく、黒点病に対しては平均レベルだと思います。