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園芸備忘録:緑のカーテン2012まとめ② [園芸・緑のカーテン]

最後ですので、各品種の育てた感想も書いておきたいと思います。
直径はおぼろげな記憶で書いてます。伸びは今年の分の長さです。

ビオラセア20120920.JPG
ビオラセア…花直径8cmくらい。反り返る。
液肥を与えた直後からすごく良く伸びた。総合で4~5m伸びたと思う。8月末位から蕾も沢山
つけるようになった。緑のカーテンのもっとも主軸となった品種。
花の見た目は私的にはまあまあ。伸びが良すぎて高い所でばかり咲くのであまり見えないのが
難点かもしれない。

コンスタンスエリオット20120826-3.JPG
コンスタンス・エリオット…花直径7~8cm。反り返らない。
というか本当にそうだか分からない。別品種かもしれない。こちらも伸びが良く、4~5m行ってる
と思う。蕾は一度つくとずらずら並んでいたので、一度咲けば花付は悪くないのではと思われる。
こちらも高いところでばかり蕾をつけた。

レディマーガレット20120703開花1.JPG
レディ・マーガレット…花直径5~6cm程度。やや反り返る。
とにかく花付がすごく良くて嬉しかった。6月~9月末まで夏の盛りも含め良く咲いていた。
茎が太めでしっかりしてるので、誘引の自由度は低いが若い枝ならそこそこ何とかなる。
葉も大きめで分厚い。総合で2mくらい伸びたかと思う。

スターオブサービトン20120826-1.JPG
スターオブサービトン…花直径8センチ程度。反り返る。
これは当たりだった。当初弱弱しくてどうなることかと思ったが、良く伸びたし良く咲いた。
総合では2m~2.5m位伸びたかと。ただし葉が小さいのでしっかりした日陰にするには
向いてないかもしれない。花は、もう少し反り返らないでくれたらなーと思う。

フォエティダヒルステッィマ20120822.JPG
フォエティダ・ヒルスティッシマ…花直径4~5cm。反り返らない。
可憐で繊細。だが花は良く咲く。つぼみが付くのがレディマーやサビやんより遅かったので
今年は無理かと思ってたが咲いた。一度咲き始めるとどんどん蕾がついた。葉はそこそこ
大きくなるが柔らかいので、他の品種にはさまれたら負けそう。
行灯だけど1.5mくらいは伸びたと思う。朝の9時前後で萎んでしまいます。

越の白沙20120714-3.JPG
越の白沙…花直径10cm程度。反り返らない。
大輪で美しい花が咲く。1年以上園芸店で売れ残っていたにもかかわらず
枯れなかったので丈夫だと思う。花付はまあまあ。蕾が落ちてしまうこともままあった。
伸びは1.5m程度(多分根詰りしてると思う)。葉は小さめ。

インカルナタ20120729-3.JPG
インカルナタ…花直径6~7cm程度。微妙に反り返る。副花冠が縮れています。
芳香品種。当家で香るトケイソウはこれだけでした。横に立つだけで香ります。
花付はまあまあ。肥料が枯れると全然咲かなくなる。伸びは1.5m程度。
葉はやや大きめで丈夫。

ビクトリア20120922.JPG
ビクトリア…花直径7~8cm程度。反り返る。実が付きやすい。
と言ってもこれは果たしてビクトリアなのか不明。ちゃんとタグつき買ったのになあ。
導入が遅かったのでなんとも言えないが、花付はまあまあ。ただ実が良く付く。
伸びは1mくらいだけど、来た時期が遅いのでもっと伸びそうです。葉は小さめ。

ミエルシー…枯らしました。

善翁桜…植え替えが遅かったので未知数。小判型の柔らかい葉。

以下時計草以外。

スネイルフラワー20120917.JPG
スネイルフラワー…花直径3~4cm
肥料を上げると上げた分だけ伸びる。横誘引すると脇芽も自力で出せる。
写真のように大体2個セットの花を付ける。最長で4~5mは伸びた。
葉が小さいのが緑のカーテンとしては難点だが、脇芽の多さでカバー出来るかも。
開花が8月後半と遅いが咲き始めるとずっと咲いていた。(うちより早く咲いてるのも見ました)
種も取れるし、挿し木も多分容易。

mj14.JPG
マダガスカルジャスミン…花直径2cm程度
写真は昔咲いたものです。美味く咲かせれば多分蕾200~300個はざら。
伸びは、今年は3mくらい。葉は小判型で肉厚、長さが7cmくらいだが、付く間隔が
広いのでやはり緑のカーテンには向かなかった。あと、時計草のように蔓を出して
巻きつくのではなく、枝(=蔓)自体が巻きつくので、解くのがなかなか困難そうです。

以上、今年の緑のカーテン品種レポートでした。マダガスカルジャスミンだけ除外にして
あとは越冬出来たら来年も行けそうです。ただどうしてもトケイソウもスネイルフラワーも、
一年草に比べて開花が遅い・花数が少ない(地植えだとまた違うと思いますが)ので、
朝顔とかと混合して育てるのもいいかと思います。

何だかんだ言って今年の夏は充実した園芸ライフを送ることが出来ました。
来年は是非憧れのトケイソウ「ティアラ」「ネフロデス」を入手したいです。
それでは来年の春に、上記品種に関しては越冬結果を載せたいと思います。
それまで休め、時計草達よ!


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園芸備忘録:緑のカーテン2012まとめ① [園芸・緑のカーテン]

秋も深まり彼岸花も終わり、半そでではいくら無いんでも寒くなってきました。
今回を持ちまして2012年の緑のカーテン記事の更新は最後にしようと思います。

まず、咲いたけど紹介してなかった2品種。
ビオラセア20120920.JPG
ビオラセア。仕事から帰ってきてから摘んで撮りました。9月中旬以降にかなり開花。
夏前に一度咲いて欲しかった品種です。副花冠がもう少し長ければなー好みなのに。

ビクトリア20120922.JPG
ショックで腰が抜けそうになったビクトリア。何これ!!こんなんビクトリアじゃない!!
ビクトリアは副花冠の先が一周ぐるっと真っ白なのがポイントなのに…半端…。

ビクトリアが開花してからもう気分が萎え萎えで、誘引と水遣り以外あんまり
世話もしなくなってしまいましたが、気温の低下に伴い、どの品種も新しくもう
蕾はあまりつけないようです。スネイルフラワーも蕾が膨らみません。

総合的にいえば今回の緑のカーテンは失敗でした。失敗要因は以下。
・ネットや苗の設置が遅かった(6月20日)。
・追肥が遅かったのと少なかった。
・葉が小さい品種が多かったので、日差しを完全にさえぎれなかった。
・株元がすかすかだった。
・剪定をしなかったので脇芽が出てくるのに時間がかかった。
・エリオットがいきなり枯れた。
・マダガスカルジャスミンは向いてない。
・水切れに注意すること。

来年気をつけることは
・ネットと苗の設置は5月連休中。
・毎週液肥。
・パッションフルーツ系の葉の大きな品種の導入。
・株の下のほうから脇芽を生やし、緑のカーテンの下部のスカスカに備える。
・設置前に剪定を行い、脇芽を増やしてみっしり育てる。
・枯れた時用の代わりを用意しておく。

正直、エリオットの代わりはいましたが、完全に枯れなかったため撤去も出来ず
詰めれば鉢も並べられたけど今の時期から絡ませるのもなあ…と半端になって
しまいました。今思えばさっさと絡ませろと言う感じですが…。
葉の大きな品種の導入ですが、反省材料に入れましたが正直考えてません。
他の品種とあまりにバランスが違うものは入れたくないのが正直なところ。
8月からのビオラセアの伸びを考えれば、今年小さ目の鉢だった品種を、ビオラセアと
同サイズの鉢にすればみっしりいけるのではと思います。

そしてネットの反省点としては、植物の重さに負けてかなりネットが垂れてしまった事。
一応針金を入れて上部を補強しましたが、細い針金だったので重さに勝てませんでした。
棒か何かを上に一本渡してネットを張った方が良いみたいです。
ただし、台風2回くらい来ましたけど、風に対してはへでもありませんでした
(スカスカで風が通り抜けられたからかもしれませんね)
もうひとつ、どうすればいいのか分からない反省点は、伸びすぎてしまった枝先の始末…
でもその先に花が着くと思うと切れない…でも真下に伸ばすと蕾が落ちるんだよー。
下の方をみっちり巻きつけて上に余裕を持たせるというやり方があるかもしれませんが
それだと日陰がなかなか完成しませんよね…。

緑のカーテンとしては失敗でしたが、園芸としては十分楽しく、久々に「園芸面白い!!」と
いう気分にさせてくれたトケイソウ・スネイルフラワー・マダガスカルジャスミンでした。


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パンパンちゃんと奥入瀬・十和田2泊3日の旅⑤最終回 [奥入瀬・十和田湖]

さて翌日。今日の予定は湖畔の散策のみ。
時間余りそうだねえ~と話し合い、いっそ早めのバスに変更して、八戸周辺の観光を
と思い立って荷物をまとめて旅館を出たのは良かったのですが、乗ろうとしていたバスは
八戸駅には行かないことに気がつき愕然として、とりあえず観光センターで周辺マップを
頂きました(十和田湖から出るバスは、八戸~十和田湖のおいらせ号と青森~十和田湖の
みずうみ号があります。みずうみ号では八戸に行けません)

昼12時10分のおいらせ号の予約をしてあるので(8時15分の次は帰りの新幹線に
余裕を持って連絡する便はこれしかありませんので)、大体3時間くらいの観光タイムです。
遊覧船は昨日乗った為、今日は「乙女の像見学」「スワンボート乗船」「十和田神社参拝」
くらいしか予定が無く、時間あまりそうだなあ~とがっつり晴れた日差しの下を歩きます。
月曜だった所為もあるのか湖畔はガラガラ。乙女の像周辺に少し人がいるくらいでした。

乙女の像とパンパンちゃん.JPG 十和田湖畔でパンパンちゃん.JPG
(左)乙女の像の前でパンパンちゃん。
(右)湖畔に佇むパンパンちゃん。

スワンボート.JPG 乙女の像周辺.JPG
(左)居並ぶスワンボート。この写真だと見えませんが、表情がいろいろありました。
(右)乙女の像へ続く湖畔の道。遊歩道も整備されていて綺麗でした。

乙女の像へ行く途中、十和田神社へ行く立て札が見えて、近そうだったので
乙女の像からそのまま回りましたが、ここがまた、すごく雰囲気のいい神社でした。

十和田神社.JPG 十和田神社2.JPG
(左)背の高い木に囲まれた鳥居。濃い緑に囲まれ、しっとりした趣です。
(右)拝殿。重厚な木造建築ですが、非常に清清しい空気に包まれていました。

そして今調べて知りました。奥に本殿があったらしいですorz
ちなみにこの奥の山を越えていくと、占い場と言う場所があって、そこがパワースポットとして
紹介されてるそうなのですが(なんだかおみくじを浮かべて占うらしい)、危険なため
私たちが行った時は立ち入り禁止となっていました。

十和田神社狛犬1.JPG 十和田神社狛犬2.JPG
鳥居のところの狛犬さん。丸っこいフォルムでかわいらしい造形。
十和田神社狛犬4.JPG 十和田神社狛犬3.JPG
本殿の狛犬さん。スレンダーな造形です。写り込んだだけですが、拝殿の細かさが
なんとなく分かりますでしょうか。繊細で綺麗な神社です。
十和田神社狛犬5.JPG 十和田神社狛犬6.JPG
参道入口の狛犬さん。私たちは横道から入って参道から帰ったので最後に見ましたが
ちょっと怖いですねこれは。今写真見てもちょっとドキドキします。
神社の入口の守りとしてはこれくらい怖いのがいいのかも…。

お守りを頂いた後、蜂に追われるように神社を後にしました。
湖に戻り、りんごソフトを食べて湖をぼへーっと眺めた後、いよいよスワンボートに
乗船しました。友人がすごいスワンボートに乗りたがってて、私はちょっとあれは
子供じゃないと恥ずかしい乗り物じゃないの(汗)?としり込みをしていたのですが
乗ってみて分かったスワン、風が強いと操縦がすごい難しい…。

スワンボートクィーン.JPGこんなんあった。冠付クイーンスワン。

桟橋から離れるのに一苦労、離れたら離れたで、思った方向に行かない、
他のスワンにぶつかる(ちなみに湖上には数羽しかいなかったにも関わらず
私たち以外にもあちこちで衝突しまくってた)、横波にあおられて変なゆれ方
をする等、なかなか大変な感じでした。こぐのも結構力いるわ…子供だけじゃ
乗れないわアレ…十和田湖行ったら乗った方が良いです。スワンボートの
見方が変わりますよあれは。

さてなんやかんやで大分時間を使い、お昼を食べたらもうすぐバスの出発時間
という感じでした。
散策している時はあまり人に会わなかったにもかかわらず、バス停には長蛇の列で
びっくり。広いからあんまり人に会わないんですねー。
いやもうほんと、清清しい夏の一日でした。

バスは奥入瀬渓流を抜け、一昨日泊まったホテルの前を通り2時間程で八戸駅へ。
まだ少し時間はあるので、まずは駅前のお土産屋さんユートリーで南部せんべいを買い、
バスに乗って八食センターを覗きに行きました。

八食センター.JPGB1グランプリの最初の開催地だって。

滞在時間が30~40分くらいしかなかったので、店内を冷やかしてすぐ帰りましたが
おいしそうなお店が沢山ありました。回転寿司とかでも美味いんだろうなあ~と
指をくわえておりましたが、新幹線が待ってくれるわけじゃないし、帰りのバスを
タクシーに変更してまでどうこうしたいわけじゃないのであきらめました。
魚屋さんでフジツボを売ってるのを見つけて、その巨大さに慄いたりしているうちに
時間はあっという間に過ぎました。ここでは前記事に書いた「いちご煮キティ」をゲット。

バスで八戸駅に戻り、まだかろうじて残っていた駅弁を購入。待合でぼんやりしていると
その後駅弁が飛ぶように売れていくのを見て、さっき買ってよかったなあ…と胸を
撫で下ろしました。買った時ですら半分くらい売り切れでしたしねー。人気あるね駅弁。
そして混み混みの新幹線でうとうとしながら帰りました。

私たちが行ったのは夏ですが、この記事をあげているのはもう秋。もうしばらくしたら
紅葉で山が赤く染まり、湖面にもその美しい錦を映してくれることでしょう。
奥入瀬渓流ホテルでまったり過ごすのも良し、遊覧船に乗ってゆったりと景色を楽しむの
も良し、秋の奥入瀬・十和田はきっと綺麗だと思います。

それでは奥入瀬・十和田の旅はこれにて閉幕。次はどこに行こうかな?
お出かけしようよパンパンちゃん!


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